2024年8月28日水曜日

AstroArchをラズパイ5にインストールし,望遠鏡とCMOSカメラを制御して電子観望に入門したい(その2)

その1ではAstroArchをラズパイ5にインストールしました.

AstroArchは必要なパッケージが入っていますが,電子観望用のアプリは入っていません.

ここではMattiaさんに紹介してもらったSirilをインストールしたいと思います.

インストールは

paru -S siril

とすればOKです.

インストールが終わったらコマンドラインから

siril
と入力して起動します.

起動時に

siril: error while loading shared libraries: libavformat.so.61: 
     cannot open shared object file: No such file or directory

と表示される場合は, パッケージのアップデートができていません.

その1の最後で紹介したupdate-astroarchを先に実行しておきます.

Sirilは色々と設定できますが,ライブスタックだけするのであれば, 以下の手順で開始できます.

画像の取得はKstarsで設定が済んでいてあるフォルダに自動的に保存されるように設定しておきます.

Sirilでは下の図のように, 家のマークのアイコンをクリックして画像が保存されるフォルダを指定します.



次に家のマークのとなりのまるアイコンをクリックします

するとスタックを開始するためのウインドウが出てくるので開始をします.
指定フォルダに保存されたファイルを自動的にスタックしてくれます.公式の説明はこちらにありますのでリンクを貼っておきます.

これで一通り必要な道具は揃ったと思います.



 








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